偽造の中学教員免許を提出、起訴

 福岡県須恵町立中学校の補助教員採用試験で、偽の教員免許状の写しを提出したとして、福岡地検は31日、偽造有印公文書行使の罪で補助教員近藤正仁容疑者(66)=同県=を起訴した。地検は認否を明らかにしていない。

 起訴状によると、1月、須恵町役場で岐阜県教育委員会印と記した印影のある偽の中学校教諭1種免許状の写し1通を提出したとしている。町によると、会計年度任用職員として4月に採用された。

 県警によると、逮捕時の調べに「偽造された物と知りながら提出したのは間違いないが、公文書の印鑑は作っていない」と供述した。

 捜査関係者によると、教員免許を失効した状態で埼玉、群馬、山口の各県で勤務していた。

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