JR九州、日南線の将来像検討へ

 宮崎、鹿児島両県やJR九州は28日、利用者が少ない日南線の油津(宮崎県日南市)―志布志(鹿児島県志布志市)間の将来の在り方を検討する任意協議会を設置したと発表した。JR九州管内での設置は、鹿児島県内を走る指宿枕崎線の指宿―枕崎間に続く2例目。31日に宮崎県庁で初会合を開く。

 存続や廃止といった前提は置かず、沿線の利用状況や課題を共有する。

 会合は冒頭を除き非公開で行われ、宮崎県の日南市と串間市、鹿児島県志布志市も参加する。

 JR九州が公表した2023年度の利用状況によると、油津―志布志間の1キロ当たりの1日平均乗客数(輸送密度)は179人にとどまる。

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