大阪府交野市の幹部2人によるパワーハラスメントがあるとする内部通報をしたのに、1年以上市が放置していたとして、通報した職員や被害を受けた職員が27日、記者会見し「徹底的に調査してほしい」と訴えた。
会見での説明によると、2024年7月に男性幹部職員ら2人による計9件のパワハラ事案を市の制度に基づき内部通報。市は同年8月に通報者にヒアリングし、客観的な証拠の提出を求めた。通報者は録音も残っているとして直接確認するよう求めた。ところが、今月になるまで市側に動きがなかったという。
9件は、11年以降のもので、「口のきき方気つけろや!」といった暴言や、頭をたたいて頸椎を捻挫させるなどの暴行をしたという。