【キーウ、モスクワ共同】米シンクタンクの戦争研究所は25日の戦況分析で、ロシア軍部隊がウクライナ東部ドネツク州の要衝ポクロウシクに侵入し、銃撃戦が起きていると指摘した。ウクライナ側は、ロシア兵が2、3人ずつに分かれて侵入していると主張。約250人のロシア兵が活動しているという。
ロシア軍はポクロウシク制圧を足掛かりにドネツク州完全掌握を目指しており、ポクロウシクや同市に近いドブロピリャで激戦が続いている。
ウクライナメディアによると、ロシア軍は今年7月にポクロウシク制圧を図ったものの反撃に遭い撤退。8月中旬に再び侵入を開始した。