北朝鮮、中国と血盟強調

「中国人民志願軍烈士陵園」を訪れ献花する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記=24日、北朝鮮平安南道(朝鮮中央通信=共同)

 【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は24日、朝鮮戦争(1950~53年)に中国人民志願軍が参戦したとされる日から25日で75年となるのに合わせ、中部・平安南道にある「中国人民志願軍烈士陵園」に党幹部と訪れて献花した。北朝鮮メディアが25日に報じ、中国側の参戦は血で結ばれた朝中友好の「高貴な象徴」だと強調した。

 北朝鮮はウクライナに侵攻するロシアを支援し、ロ朝の「血盟」を重視してきたが、約6年ぶりに開かれた9月上旬の中朝首脳会談を受けて中朝の伝統的な友好関係の強化にも力を入れている。

 金氏は同陵園で、中国建国の父、毛沢東の長男で朝鮮戦争で戦死した毛岸英の墓参りもした。

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