違法な土地開発、通報窓口を設置

 北海道は24日、土地の違法な開発と疑われる事例の通報窓口をホームページに設置した。スノーリゾートのニセコエリアの開発などで、法令違反を理由に工事の中止を勧告する事例が相次ぎ、鈴木直道知事は「いかに早く対応するかが重要だ」と述べ、情報提供を呼びかけた。

 都道府県が同様の窓口を置くのは初とみられる。開発の許可番号を掲示していなかったり、宅地造成で排水などの安全対策がされていなかったりする場合など、法令違反が疑われる工事の通報を受け付ける。

 北海道は本年度に入り、ニセコエリアの倶知安町の開発や、釧路湿原国立公園周辺の大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設を巡り、森林法違反などを理由に工事の中止を勧告している。

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