北海道は24日、白老町の養鶏場で発生した今季全国初となる高病原性鳥インフルエンザ疑い事例について、遺伝子解析の結果、高病原性と確定したと発表した。
北海道によると、遺伝子検査で鳥インフル陽性が確認された22日以降、飼育されていた約45万9千羽の殺処分を進めており、24日夕現在、全体の3分の1強に当たる約16万羽を処分。消毒なども含め、この養鶏場の防疫措置を11月2日に完了する見通し。
政府は今回の事例を受け、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置するなど警戒を強めている。