川崎市は24日、市内の神奈川県立高校に通う2年の生徒や教員ら96人が、沖縄県への修学旅行後、下痢や腹痛の症状を訴え、うち生徒21人に腸管出血性大腸菌O157の感染が確認されたと発表した。市は、旅行中に食べたものが原因の可能性があるとみて調べる。23日時点で、生徒15人が入院している。
21人の男女の内訳は、女子12人、男子9人。生徒や教員ら359人は14~17日の日程で沖縄に行き、一部は17日ごろから体調不良を訴えていた。21日に川崎市内の医療機関から保健所に、この高校に通う複数の生徒が腹痛などを訴え受診していると連絡があった。