費用9分の1に減っても拍手喝采

韓国・忠清南道との音楽交流イベントで披露された雅楽=24日午後、奈良市

 奈良県は24日、友好提携を結ぶ韓国・忠清南道との音楽交流イベントを奈良市で開催した。お互いの伝統芸能や、日韓の高校生による合同ダンスを披露。事業費は当初、約2億7千万円と想定していたが、費用対効果を疑問視する県議会の反発を受け約9分の1に圧縮し、実現した。

 奈良市の「なら100年会館」に、県民千人超が来場。迫力あるパフォーマンスに拍手を送った。

 イベントは、来年に迎える友好提携15周年を記念して開催。当初は奈良公園(奈良市)での屋外ライブとして9千人程度の観客を想定していたが、批判を受けて会場を変更。設営や警備の費用も圧縮した。

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