【香港共同】香港で12月7日に行われる立法会(議会、定数90)選挙の立候補の届け出が24日に始まった。期間は11月6日まで。「愛国者」だけが立候補できる制度が2021年5月に導入されてから2回目の立法会選挙。民主派の出馬は事実上不可能な仕組みだ。
親中派の最大政党、民主建港協進連盟(民建連)や、労働者の支持者が多い香港工会聯合会(工聯会)、経済界寄りの自由党などのメンバーが届け出た。親中派以外で唯一議席を持つ中間派政党「新思維」は今月、候補者を出す考えを示している。
定数90のうち一般有権者が投票できる直接選挙枠は20議席。