宇宙航空研究開発機構(JAXA)は23日、国際宇宙ステーションに食料や実験装置を運ぶ新型無人補給機「HTV―X」1号機を26日午前9時ごろ、H3ロケット7号機で鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。当初は21日の予定だったが、悪天候が予想されるとして延期していた。
ただ、26日は午前中に雷の可能性が残っており、天候に関しては「注視が必要な状況」だとしている。
HTV―Xは2009~20年に9回の補給を全て成功させた「こうのとり」の後継機で、搭載できる荷物の量や種類が増えた。輸送後は宇宙空間を飛行しながら新技術の実験を行う。