【キーウ共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は22日、米国がウクライナに対し、欧米製の長射程ミサイルによるロシア領攻撃を許可していたと報じた。今年の春以降、米国防総省が使用を制限していたが、解除されたという。トランプ米大統領は22日、ホワイトハウスで記者団に「フェイクニュースだ」と述べ、否定した。
ウクライナは現在、ロシア国内への攻撃には主に国産無人機を使用している。制限解除が事実なら、無人機と長射程ミサイルを組み合わせた攻撃が可能となる。
ウクライナ軍参謀本部は21日、英国の巡航ミサイル「ストームシャドー」でロシア西部ブリャンスク州の軍需工場を攻撃したと発表した。