平均株価、5万円射程に

 高市早苗政権の船出を歓迎して21日の日経平均株価は続伸し、史上初の5万円超えを射程に入れる。ただ自民党と日本維新の会の協力関係は始まったばかりで、足並みがそろわず市場が望む財政拡張的な景気刺激策の実現が遠のけば株価を押し下げるリスクを抱える。期待先行の「高市トレード」の危うさを指摘する声も出ている。

 岩井コスモ証券の嶋田和昭チーフストラテジストは、今後発表が控える企業決算の中身次第では5万円到達が見えると予想する。その一方で、「維新がこだわる議員定数の削減は自民内で異論が出てくるだろう」とも分析。政権のかじ取りに注目する。

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