「拉致被害者を取り戻して」

 北朝鮮による拉致被害者や家族は、高市早苗首相自らが率先して拉致問題の解決に動くよう切望した。2002年に北朝鮮から帰国した拉致被害者の曽我ひとみさん(66)は「強いリーダーシップを発揮し、何としてでも拉致被害者全員を取り戻してほしい」とコメントした。

 曽我さんは、1978年に新潟県佐渡市で母ミヨシさん=失踪当時(46)=と共に拉致された。帰国を果たせていないミヨシさんが12月で94歳になることや、未帰国の政府認定被害者で、親世代の被害者家族会メンバーは横田めぐみさん=同(13)=の母早紀江さん(89)だけになったことを踏まえ「待ったなしの状況になっている」と訴えた。

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