近鉄百貨店、地域交流の拠点に

連携協定の締結式に臨んだ近鉄百貨店の秋田拓士会長(左から2人目)と学校法人立命館の森島朋三理事長(右から3人目)ら=3日、大阪府茨木市

 近鉄百貨店は、学校法人立命館(京都市)と連携し、地域活性化に向けた取り組みを進めている。店内で学生や教員による研究発表会や市民講座を企画。インターネット通販やディスカウントストアの台頭で厳しさを増す中、地域の交流拠点として新たな価値を見いだそうとしている。

 近鉄百貨店本店では、買い物だけでなく学びや出会いを提供しようと、催事場で学生らによる工作教室などの発表会を検討している。滋賀県草津市の立命館大びわこ・くさつキャンパス近くの草津店では、学生が開発した地元野菜の加工品を販売する。

 近鉄百貨店は、びわこ・くさつキャンパスへのコンビニエンスストア出店を契機に、立命館と協定を結んだ。

最新記事
関空にボージョレ・ヌーボー到着
東証、一時600円超安
対米輸出額、10・2%減
高市内閣が本格始動
政府、鳥インフル陽性受け情報連絡室設置