第11管区海上保安本部(那覇)は21日、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で、中国海警局の船の航行が20日は確認されなかったと明らかにした。日本政府による2012年9月の尖閣諸島国有化後、最長を更新していた域内航行の連続日数は335日で途切れた。荒天に伴い退避した可能性がある。
11管によると、海警局の船2隻が19日午後に域外に出て、域内で活動する中国船はいなくなった。尖閣周辺では昨年11月19日から活動が確認されており、それまでの最長連続日数だった215日(23年12月~24年7月)を大きく上回った。