芝浦電子へのTOB成立

 台湾の電子部品大手ヤゲオは20日、センサー大手の芝浦電子に対する株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。芝浦電子はヤゲオの子会社となり、東京証券取引所スタンダード市場の上場は廃止になる予定。

 芝浦電子は自動車などに使われる温度センサーに強みがある。ヤゲオは自社の顧客基盤の活用や、技術、財務面の支援を通じて芝浦電子の世界シェア拡大を後押しする。

 ヤゲオは5月からTOBを実施していた。電子部品大手ミネベアミツミも芝浦電子へのTOBを打ち出したが、最終的に撤退した。

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