特殊詐欺で金塊など3億円超被害

 宮城県警仙台南署は20日、仙台市太白区の70代の女性が7~10月、警察官を装った男に、金塊約18・6キロ(時価約3億4800万円相当)と現金約1040万円をだまし取られたと発表した。署は特殊詐欺事件として捜査している。県警によると、全国的にもかなり高額な被害という。

 署によると、女性宅に7月、NTTをかたる自動音声電話があり、警察官を装った男から「あなた名義の携帯電話が犯罪に使われている」「確認するため、資金調査を行う。警察で金を預かる」と言われた。女性は指示に従い10月にかけて計8回、金塊18・6キロを指定された太白区内の駅のコインロッカーに入れた。

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