週明け20日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=150円台後半で取引された。
午前10時現在は前週末比1円20銭円安ドル高の1ドル=150円89~93銭。ユーロは70銭円安ユーロ高の1ユーロ=176円04~08銭。
積極財政を掲げる自民党の高市早苗総裁が次期首相に選出される公算が大きくなり、財政が悪化するとの懸念が強まったことから円を売ってドルを買う動きが優勢となった。
市場では「米中貿易摩擦の激化懸念が緩和したことも、リスク選好的なドル買い円売りを誘った」(外為ブローカー)との声があった。