レモン彗星、21日に地球最接近

鳥取市の天文台で撮影された「レモン彗星」=9月27日(鳥取市さじアストロパーク提供)

 1月に見つかった「レモン彗星」が10月21日に地球に最接近する。国立天文台によると11月2日ごろまで、日の入り1時間後、西の低い空が観察のチャンス。ただ暗いため、肉眼で見るのは少し難しそうだ。

 レモン彗星は1月に米アリゾナ州のレモン山天文台で発見されたことにちなんで命名された。前回接近したのは約1300年前で、次回は約1100年後と予想されている。

 今月21日以降、次第に地球から遠ざかるが、太陽に近づくため明るさが増す。特に23日から11月2日までは、日の入り1時間後の高度が比較的高いため観察の好機となる。

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