沖縄のジュゴン「回復困難」

ジュゴンの生息状況などをまとめた報告書の表紙

 渡り鳥やウミガメなど長距離を旅する動物を守る「移動性野生動物種の保全に関する条約(ボン条約)」事務局は17日までに、沖縄のジュゴンについて「個体数が極めて少なく、回復は困難」と指摘する報告書を公表した。沖縄県名護市辺野古沿岸の米軍基地建設を含むインフラ開発や、気候変動、海洋汚染などが一因だとしている。

 ジュゴンは太平洋やインド洋、紅海などに分布する哺乳類で、浅い海域の海草を餌にする。国際自然保護連合(IUCN)は絶滅危惧種に分類している。報告書は、沖縄での回復が困難な理由として、他地域からの移入の少なさや、飼育下での繁殖プログラムが難しいことなどを指摘した。

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