遺体返還の圧力強化策を協議

16日、イスラエル軍の攻撃で荒廃したガザ北部ガザ市で、家に戻るパレスチナ人(ゲッティ=共同)

 【エルサレム、ワシントン共同】イスラエルメディアによると、イスラエル政府は16日、遅れている人質の遺体返還をイスラム組織ハマスに迫るため、圧力強化策を協議した。サール外相は、遺体の返還遅滞について、イスラエルとハマスが合意した米政権の和平計画「第1段階」に対する「根本的な合意違反だ」と批判した。

 ネタニヤフ首相は16日、トランプ米大統領と電話会談し、今後の対応を話し合った。

 トランプ氏は16日、ホワイトハウスで記者団に、ハマスが新たに複数の人質の遺体をイスラエル側に返還したと述べた。イスラエル側は発表しておらず、詳細は不明。

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