公明支援「白紙」で自民が出馬へ

 自民党の中村裕之衆院議員は15日、公明党との連立解消に伴い、次期衆院選で公明候補を支援する予定だった北海道4区から立候補する意向を示した。自民の鈴木俊一幹事長が同区での協力関係は白紙に戻るとの認識を示しており、中村氏は共同通信の取材に、正式決定が確認できれば「出馬する」と明言した。

 中村氏は昨年衆院選で4区から立候補し、立憲民主党の候補に敗れて比例復活した。次期衆院選は、公明北海道本部代表の佐藤英道衆院議員が4区で出馬し、中村氏は比例代表に転出して支援に回る予定だった。

 道内では「自公協力の象徴」として衆院選の1選挙区で自民が公明の候補を支援する形が続いていた。

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