貸し切りバス受発注をDX化

貸し切りバス受発注システムでできること

 両備グループ(岡山市)は、バス事業者と旅行会社間の貸し切りバスの受発注業務をデジタルトランスフォーメーション(DX)化したシステムを構築した。業界全体がファクスやメールに依存しており、ミスの発生や非効率性が課題だったが、デジタル上で業務を完結できるようになる。2026年1月に岡山県で提供を始め、28年4月までに全国で展開する。

 システムは、バスやガイドの空き状況の確認や見積もりのやりとりを含む受発注業務が一貫してできる基盤「mobitas(モビタス)」。見積もり業務の時間が3分の1になり、月約100万円の人件費削減を見込めるという。

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