小1女児の頬を引っ張り平手打ち

滋賀県彦根市役所

 滋賀県彦根市教育委員会は15日、市立小1年の女児が同級生から頬を引っ張られたり平手打ちされたりする事案があり、学校がいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定したと発表した。

 市教委が公表した調査報告書によると、昨年5月に校内で発生。担任は引っ張られる行為を目の前で見ており、その場で指導したものの、いじめだとは認識しなかった。昨年9月、保護者が市教委に相談したのをきっかけに調査した。

 児童にはストレスによる心理的、身体的症状があり、今年2月に重大事態に認定。報告書は「組織対応が大幅に遅れた」と課題を指摘した。市教委は「組織体制を見直し、再発防止に努める」とコメントしている。

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