米ファンドに優先交渉権

サッポロホールディングス本社ビル=2011年、東京都渋谷区

 サッポロホールディングス(HD)が不動産事業の売却を巡り、米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)などの企業連合に優先交渉権を与えたことが15日分かった。売却額は4千億~5千億円程度。売却で得た資金を、酒類事業への成長投資に振り向ける方針だ。

 看板ブランド「ヱビスビール」発祥の地、東京・恵比寿の商業施設「恵比寿ガーデンプレイス」が目玉で、3陣営が争っていた。11月中の合意を目指す。

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