連休明け14日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=152円近辺で取引された。
午後5時現在は前週末比88銭円高ドル安の1ドル=151円96~98銭。ユーロは1円46銭円高ユーロ安の1ユーロ=175円49~53銭。
自民党の高市早苗総裁が打ち出す政策を見越した「高市トレード」と呼ばれる円安が前週は進んだが、公明党による自民党との連立政権からの離脱表明で円の買い戻しが優勢だった。日経平均株価が大幅に下落し、投資家のリスク回避姿勢が強まったことも比較的安全な資産とされる円を買う動きを後押しした。