海自潜水艦「そうげい」進水

川崎重工業神戸工場で開かれた新造潜水艦「そうげい」の進水式=14日正午ごろ、神戸市中央区

 海上自衛隊に2027年3月の就役を予定する新造潜水艦の命名・進水式が14日、川崎重工業神戸工場(神戸市)で開かれた。艦名は青いクジラを意味する造語、蒼鯨を基にした「そうげい」に決まった。

 海自によると、そうげいは22年に就役した「たいげい」型潜水艦の6番艦となる。全長84メートル、全幅9・1メートルで、基準排水量は約3千トン。乗員は約70人で、建造費約736億円が投じられた。

 たいげい型は新型ディーゼルエンジンとリチウムイオン電池を搭載し、従来の「そうりゅう」型より潜航能力を高めた。

 式には防衛省や川崎重工関係者ら約1400人が参加した。

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