【ブリュッセル共同】三菱UFJ銀行など日米欧を中心とした主要銀行は10日、法定通貨に連動して価値を安定させるデジタルマネー「ステーブルコイン」を共同で発行することを検討していると発表した。各国の規制当局とも連携して、新たな決済手段としての提供可能性を探る。
先進7カ国(G7)の法定通貨を準備資産として発行する計画で、制度設計を進める。主要行は声明で「デジタル資産の利点をもたらし、市場全体の競争を促進できるかどうかを調べる」と説明し、適切なリスク管理手法を検討する。