トヨタ、新興企業と商談会

新興企業を紹介する展示商談会で公開された、ネジを器用につまむロボットハンド=8日午前、愛知県豊田市

 トヨタ自動車と三菱UFJ銀行、中部経済産業局は8日、トヨタの従業員や取引先に対し、新興企業を紹介する展示商談会を愛知県豊田市で開いた。国内の約120の新興企業が参加し、自社のロボットやサービスを披露した。新たな事業の創出につなげる狙いだ。

 自動運転システムを手がけるティアフォー(東京)は、自動運転の技術向上に役立つソフトウエアを公開した。人工知能(AI)搭載のロボットハンドがネジを器用につまむ様子を実演したのは、シンカー(大阪市)。トライオーブ(北九州市)は物を搬送するロボットが移動する様子を公開した。

 商談会は1月に続く2回目の開催で、新興企業の参加社数は前回の2倍近くに上った。

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