自衛隊差別の風潮改め求める決議

 沖縄県議会は8日、自衛隊や隊員に対する差別的な風潮を改め、県民に理解と協力を求める決議案を自民、公明両党の賛成多数で可決した。沖縄市で9月中旬にあった「沖縄全島エイサーまつり」への陸上自衛隊の参加に一部の県民が反発したことを受け、自公が決議案を提出していた。

 決議では自衛隊員という理由で社会参加の機会が奪われ、隊員や家族の尊厳が傷つけられることがあってはならないと指摘。「自衛隊員は県民であり、県民の安全と生活を支える大切な存在だ」と強調した。

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