円安進行、一時152円台前半

円相場の推移(10月8日午前10現在)

 8日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=152円台前半で取引された。約8カ月ぶりの円安ドル高水準で、急ピッチで円安が進行している。金融緩和に前向きとされる高市早苗氏の自民党総裁選出で、日銀の早期利上げが遠のくとの見方が強まっている。8日も日経平均株価が上昇する場面があり、株高・円安の「高市トレード」の流れが継続している。

 午前10時現在は前日比1円69銭円安ドル高の1ドル=152円31~32銭。ユーロは1円48銭円安ユーロ高の1ユーロ=177円35~39銭。

 円は対ユーロでも売られており、1999年のユーロ導入後の最安値を更新している。

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