夏祭り会場に車突入で一部否認

静岡地裁

 静岡市葵区の夏祭り会場の歩行者天国で2023年8月、食事などをしていた当時2歳の男児を含む7人に車で突っ込んで殺害しようとしたとして、殺人未遂罪に問われた無職時森一輝被告(28)の裁判員裁判の初公判が7日、静岡地裁(丹羽芳徳裁判長)で開かれた。被告は「私は人を殺すつもりでやっていない」と起訴内容を一部否認し、弁護側は傷害罪が成立すると主張した。

 検察側は冒頭陳述で、被告には借金があり、女性トラブルを抱えていたとした上で、楽しそうな人たちを見て「みんなむちゃくちゃになればいい」と考え犯行に及んだと指摘。弁護側は、車は低速で進行し「人が死ぬ危険性が高いと言えるか疑問だ」と述べた。

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