宮城のクマ被害また捜索切り上げ

 宮城県栗原市の山中でキノコ採り中のグループがクマとみられる被害に遭い1人が死亡した事故で、県警は6日、行方不明になった70代女性の捜索を続けた。発生から4日目を迎えたが、女性の手掛かりはなく、日没で切り上げた。捜索は長期化する恐れもある。

 栗原署によると、警察官が朝から付近を巡回し、上空からヘリコプターやドローンで捜した。現場周辺の林道のわなに子グマがかかり、市が駆除したが、有力な物証はなかった。市は近くに新たなわなを設置。今後も毎日見回るという。捜索は7日以降も続ける。

 県警などによると、県内の70代男女4人が3日朝、山に入り、2人ずつに分かれて行動した。

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