首都直下救助で大学生訓練

国立劇場の敷地内で行われた大学生による訓練=6日午前、東京都千代田区

 首都直下地震などの災害発生時に自発的に行動してもらうため、警視庁麹町署などは6日、東京都千代田区の国立劇場の敷地内で、都心部にキャンパスを持つ法政大、専修大、城西国際大の3大学の学生とともに要救助者の救出訓練を行った。占部貴之署長は「災害の大きさや時間帯によっては公的機関だけでは対応しきれない。学生の皆さんの力添えが必要になる」と強調した。

 学生らは、車の下敷きになったと見立てた要救助者を救出し、「頑張って」と声をかけながら搬送。救護所で、看護師からガーゼや包帯を使った応急処置方法を学んだ。カレーやパスタといった備蓄用の食料の試食会も行われた。

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