佐賀の新文学賞、6人を選出

日本ドラフト文学賞の最終選考会で、出版社などと契約した有馬桓次郎さん(左から3人目)ら=5日午後、佐賀市の佐賀新聞社

 直木賞作家の今村翔吾さん(41)が代表理事を務める一般社団法人ホンミライと佐賀新聞社が新たに創設した「日本ドラフト文学賞」の最終選考会が5日、佐賀市の同社で開かれた。出版社など4社の担当者がプロ野球のドラフト会議のように、最終候補12作品の中から指名。選ばれた作品の応募者6人が、その場で契約書にサインした。出版や協業に向け交渉していく。

 1巡目で3社が指名した東京都日野市のペンネーム有馬桓次郎さん(49)の作品「富嶽を駆けよ」は、抽選で「朝日新聞社・朝日新聞出版」に決まった。

 日本ドラフト文学賞は昨年、即戦力となる作家の輩出を目指して創設が発表された。

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