全国地域安全運動が１１日から始まるのを前に、警視庁昭島署などが５日、被害が深刻化している特殊詐欺の手口などを紹介する防犯啓発イベントを東京都昭島市で開いた。ヨーヨーなどのパフォーマーがゲスト参加して盛り上げた。
署員らは聴衆に、事前に資産状況を尋ねる「アポ電」の多くが国際電話の番号からかかってくると紹介。パフォーマーらは、特殊詐欺の犯人役をヨーヨーの糸で縛って取り押さえる演技を披露し、会場を沸かせた。
高橋健一署長は「非通知や知らない番号からの電話に出ない、国際電話はブロックの設定をするなど、被害防止に努めてほしい」と話した。