敗れた4候補に「次がある」

 自民党総裁選で敗れた4候補の地元では支持者らが「残念」と落胆する一方、「次がある」と励ましの言葉も聞かれた。

 あと一歩及ばなかった小泉進次郎氏の地元・神奈川県横須賀市。中学、高校の野球部で一緒だったという陳寛明さん(45)が営む中華料理店では、小泉氏の友人らが総裁選のテレビ中継に見入った。決選投票の結果が出ると一様に無言でうつむき、陳さんは「次がある。今回を糧に頑張ってほしい」と再起を求めた。

 山口県下関市にある林芳正氏の事務所では、決選投票に残れないと分かると「小泉氏と30票差か…」との声が漏れた。後援会の郷田祐一郎副会長(62)は「最後まで一生懸命戦った」とねぎらった。

 小林鷹之氏の地元・千葉県八千代市で後援会長を務める綱島照雄さん(72)は「敗因を精査し、将来は日本を引っ張るリーダーになってほしい」と期待。栃木県足利市で茂木敏充氏の後援会幹部を担う男性(69)は、茂木氏の経験や能力を踏まえ「もう少し票を伸ばしても良かった」と悔しさをにじませた。

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