米西部州への支援削減検討

 【ワシントン共同】レビット米大統領報道官は3日の記者会見で、西部オレゴン州の最大都市ポートランドに対する政府支援の削減を検討するよう、トランプ大統領が同日指示したと明らかにした。移民・税関捜査局(ICE)の施設が「テロリスト」の攻撃を受けたにもかかわらず対処を怠っていると主張し「無秩序状態を許す州には資金援助しない」と述べた。

 同州とポートランドを地盤とする野党民主党に治安維持能力がないとアピールし、圧力をかける思惑があるとみられる。

 レビット氏はポートランドの治安維持を名目に、ICEや税関・国境警備局(CBP)を強化するのに必要な資源を追加投入する方針も示した。

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