反戦元TV編集者はスパイ

 【モスクワ共同】ロシア法務省は3日、2022年3月にロシア政府系テレビ「第1チャンネル」の生放送中に反戦メッセージを掲げた元番組編集者マリーナ・オフシャンニコワさんを「外国の代理人」(外国スパイと同義)に指定した。

 オフシャンニコワさんはロシアによるウクライナ侵攻開始の翌月、夜のニュース番組放送中に「戦争反対」と叫び、「プロパガンダを信じるな」と書いた紙を広げ罰金刑を受けた。23年10月にはロシア軍に関する虚偽情報を広めたとして本人不在で懲役8年6月の判決を受けた。

 オフシャンニコワさんは現在はロシア国外で生活している。

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