総務省は3日、国勢調査のインターネット回答に関する10月1日午前0時時点の集計結果を公表した。9月20日の受け付け開始からの11日間で、1443万654世帯がネットで回答した。総務省の試算では、全世帯のうちネットで回答した人の割合は25・8%。前回の2020年調査を上回るペースだとしている。回答期間は8日まで。
都道府県別でみると、滋賀の31・9%が最も高く、静岡31・7%、富山31・5%、福井30・7%と続いた。
1日からは郵送や調査員の提出による回答の受け付けも始まっており、村上誠一郎総務相は3日の記者会見で「調査の重要性をご理解いただき、忘れずに回答してほしい」と呼びかけた。