静岡空港内部をエヴァで装飾

「シン・ハママツ計画」の一環で、横断幕などが飾られた静岡空港のロビー=3日午前

 静岡空港(静岡県牧之原市)で、エレベーターや柱、階段など内部全体が人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の登場人物らで装飾され、訪れたファンの目を楽しませている。劇場版のモデル地になった浜松市がエヴァと連携した観光事業「シン・ハママツ計画」の一環で、実行委員会が3日、発表会を同空港で開いた。来年2月末まで実施する。

 同空港は浜松への空の玄関口であり、「聖地」に向かう途中でも楽しんでもらおうと企画。

 3階デッキにつながる高さ約8メートルの柱状のエレベーターにはエヴァ初号機をラッピング。2階には主人公のシンジやアスカ、レイなどが描かれた幅5メートルの横断幕が飾られ、キャラクターと記念撮影ができる大型バックパネルも設置した。

 4日からは、エヴァ初号機などのラッピングを施したフジドリームエアラインズ(静岡市)の機体1機が運航する。

 パネル前で撮影していた静岡市の男性会社員(37)は「エヴァンゲリオンで静岡が盛り上がったらうれしい」と笑顔だった。

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