わいせつ罪起訴の警部、自殺か

福岡県警本部

 福岡県警の20代女性職員に無理やりわいせつな行為をしたとして、不同意わいせつの罪で起訴された県警警部の男(52)が福岡拘置所で死亡していたことが3日、関係者への取材で分かった。自殺とみられる。

 関係者によると、9月26日夜、拘置所内を巡回中の職員が異常を見つけ、男を応急処置した後に119番。病院に搬送されたが、今月2日に死亡が確認された。

 県警によると、男は5月、同県久山町の駐車場などで、女性にキスをしたり下半身を触らせたりした疑いがある。「犯意はなかった」と否認していたが、行為の一部は認めていたという。県警は男の懲戒処分を検討していたが、死亡したため、責任を問えないとしている。

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