ロシア占拠原発は「制御下」

2日、ロシア南部ソチで開催された「ワルダイ会議」に参加したプーチン大統領(タス=共同)

 【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は2日、ロシアが実効支配し、外部電源の喪失が続いているとされるウクライナ南部ザポリージャ原発について「制御された状況下にある」と述べ、原発や使用済み核燃料の防御に努めていると説明した。南部ソチで行われた討論フォーラム「ワルダイ会議」で発言した。

 一方でプーチン氏は、ザポリージャ原発周辺に向けてウクライナ側が攻撃を試みていると主張。ウクライナ側が「危険なゲーム」を続けるならば、ロシア側はウクライナの稼働中の原発に対して対抗措置を取る可能性を示唆した。

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