食品包装の目立つ所に栄養表示を

消費者庁が入居している東京・永田町の民間ビル

 消費者庁は、加工食品の1食当たりのカロリーや主な栄養成分を、容器や包装の目立つ所に表示するよう事業者に求めるガイドライン案について、パブリックコメント(意見公募)を実施している。10月21日まで。

 表示を求めているのは、1食当たりのカロリーやタンパク質など5項目の成分量と、それらが1日当たりの摂取目安に占める割合。容器の前面などに掲載するよう求める。義務化はしない。

 消費者庁によると、既に類似した表示をしている商品はあるが、容器の裏面など目立たない所に載っていたり、記載される項目が事業者や商品ごとにばらばらだったりしている。意見公募の内容を踏まえて本年度中の公表を目指す。

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