2・8票差で落選、異議棄却

 兵庫県の尼崎市選挙管理委員会は29日、6月に投開票された市議選を巡り、2・8票差で落選した元職田中淳司氏(51)が選挙結果の無効を求め申し立てていた異議について、棄却を決定した。

 市議選では二重投票や二重交付があった疑いの他、所定外用紙の投票といったトラブルが相次いで判明。田中氏は最下位当選者の当選無効と、無効票を含む全投票用紙の再点検を求めていた。

 選管は精査の結果、二重投票疑いなどを考慮しても「得票順位が入れ替わることはない」と判断。「選挙は適正に執行され、投票用紙の再点検をするまでもない」とした。

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