脱炭素化で5埠頭を初認証

 国土交通省は25日、コンテナ埠頭の脱炭素化評価制度に基づき、博多港アイランドシティコンテナターミナルなど5カ所を初認証したと発表した。国交省によると、荷主や船会社などが脱炭素化の進み具合によってコンテナ埠頭を選ぶ動きが強まっている。国交省は評価制度の普及で各埠頭の競争意識を高め、脱炭素化につなげたい考えだ。

 埠頭を運営する民間事業者などからの申請を受け、国交省が評価する仕組み。「港湾脱炭素化推進計画」の作成や発光ダイオード(LED)照明の導入など、達成した項目数や導入率に応じ、5段階で認証レベルを決める。

 博多港はレベルが最も高い「5」の認証。ほかは、川崎港コンテナターミナルが4、名古屋港鍋田ふ頭コンテナターミナルが3、大阪港南港コンテナターミナルが2、高松港コンテナターミナルが1だった。

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