「組織実態、徹底解明を」

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の韓鶴子総裁(82)の逮捕を受け、全国統一教会被害対策弁護団は23日、「日本からの資金の流れや日本法人への指示なども含め、組織の実態や違法・不正行為の内実についても徹底的に解明することを強く期待する」との声明を出した。

 声明では、教団の豊富な資金は「日本からの多額の送金が原資だとみられる」と指摘。霊感商法や高額献金の被害者に戻されるべきだとし「韓国で身勝手な影響力拡大のため違法に使われていたというのは言語道断だ」と批判した。

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