【ニューヨーク共同】日米韓3カ国外相は22日、ニューヨークで会談し、朝鮮半島の平和と安定に向け「対話と外交を通じた努力を継続する」と強調する共同声明を発表した。トランプ米大統領は米朝対話の再開に意欲的で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は21日の演説で対話を排除しない考えを示していた。
岩屋毅外相とルビオ米国務長官、韓国の趙顕外相が出席。趙氏は会談で「北朝鮮との対話再開」を含めて3カ国で模索していきたいと述べた。
金氏は演説で、北朝鮮の「非核化は絶対にあり得ない」としていた。日米韓外相は声明で「完全な非核化」に向けた意志を再確認した。