在沖米軍、射撃訓練を報道公開

沖縄県の米軍キャンプ・ハンセンで報道陣に公開された機関銃の実弾射撃訓練=22日午後

 米海兵隊は22日、沖縄県のキャンプ・ハンセン(金武町など)で、機関銃の実弾射撃訓練を報道陣に公開した。訓練により山火事が発生したり、基地に隣接する民家で機関銃の銃弾が見つかったりし、住民から不安の声が上がっており、安全性をアピールした。

 訓練では、山側に車両を模した標的を設置。第5砲兵調整部隊の隊員20人以上が、交代で機関銃を撃った。

 基地に隣接する民家で機関銃の銃弾が見つかったのは2022年7月。ドアが損壊し、県警は23年に基地内の射撃場を立ち入り調査した。今年6月、器物損壊の疑いで容疑者不詳のまま書類送検し、捜査を終えた。米軍は射撃訓練との関連を認めていない。

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